脳梗塞や脳出血、くも膜下出血を起こした場合、
幸いにして一命を取り留めたとしても
後遺症が残る可能性が高いのです。
たったわずか40分の脳ドックを無視しただけで
生涯にわたって障害が残る、
その可能性は誰にしも秘めています。
誰にだってその原因になる動脈硬化の
可能性は高いですからね。
そして後遺症の苦労としては麻痺による
リハビリだけではなく高次機能障害も
大きな要因となってくるのです。
脳卒中の後遺症!高次脳機能障害って何?
脳卒中の後遺症としてたいていの場合、
麻痺が出ることと思っていませんか?
高次脳機能障害という言葉を
お聞きになったことはありますか?
高次脳機能障害とは脳が何らかの原因で
損傷された時に言語・思考・行為・学習・注意等に
障害が起きた状態です。
交通事故等の外傷によって脳に損傷を受けた場合や
脳卒中、脳腫瘍、脳炎、低酸素脳症等によって
高次脳機能障害になることがあります。
これらの原因のうち最も多いのが脳卒中です。
その脳卒中は脳ドックでないと予防できません。
高次脳機能障害はとても大変!!
高次脳機能障害の症状は多岐にわたります。
脳が損傷される部位によって症状は異なりますが
注意障害、記憶障害、失語識障害、見当識障害、
失行識障害等があります。
注意障害は注意機能が低下したり、
集中力の低下があります。
記憶障害は新しいことが覚えられなくなったり、過去の
記憶が思い出せないといった症状があります。
失語識障害では読む、話す、書く、聞くといったことが
障害されコミュニケーションに支障をきたします。
見ためで分かりにくい高次機能障害
その他の症状として、見当識障害とは時間や場所、
人といった内容がわからなくなる障害です。
失行識障害は指示された内容が理解でき、
身体能力問題がないにもかかわらず指示内容が
実行できなくなるといった障害です。
これらの障害は麻痺といった見た目から
すぐにわかる障害と違い、周囲にすぐに
わかってもらいにくい障害です。
また、体は元気なのに、日常生活行動や
コミュニケーションに支障が出るため、
家族との生活や仕事に大きな影響を与えます。
高次機能障害を防ぐ一番の方法!
脳ドックで脳卒中による高次脳機能障害を防ぐ食事や
運動、喫煙、飲酒にいくら気をつけて生活していても、
加齢やストレス等様々な目に見えない要因が日常生活を
送っている中で知らず知らずのうちに積み重なってきます。
そして体のいろいろな所に負担となり
ある日突然、または少しずつ病気が発症します。
脳卒中もそのうちの一つなので脳ドックを
受けてご自身の体をいたわりませんか?
脳卒中を未然に防ぐことで、高次脳機能障害
につながるリスクを減らせます。
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